オリジナルソングを作ろう!アカシメソッド作曲講座ビギナークラス第0回〜第20回
What you'll learn
- 音楽理論
- オリジナルソングの制作
- ダイアトニックコードの概念
- 電子キーボードでのダイアトニックコード演奏
- さまざまな定型コード進行
- ダイアトニックコードから音名コードへの変換方法
- いいメロディを作るための秘訣
- コード進行にメロディを付ける
- 階名唱
- 頭に浮かんだメロディをキーボードで弾き、コードを付ける
Requirements
- 電子キーボード(キートランスポーズ機能付き)を持っている
- スマートフォンに録音アプリがインストールしてある
Description
アカシメソッド作曲講座ビギナークラスは、作曲家・明石隼汰が考案し30年をかけて体系づけた、3ヶ月で誰でも簡単にオリジナルソングが作れ、弾き語りまでできちゃう、全24回の講座になります。
本コースは、そのうち第0回〜第20回までを収めたコースです。
・バンドを組んでいるけれどまだコピー曲しか演奏していない、いつかオリジナル曲を演奏してみたい。
・子供の頃にピアノを習っていたけれど、今は全然弾いていなくて埃をかぶっている。
・若い頃買ったギターもずいぶん弾いていない。
・娘の結婚式に、娘に贈るオリジナル曲が作れたら。
・パソコンに音楽ソフトが付いてきたけれど、使えないものか。
こういった想いや悩みを持つ幅広い世代の方が、簡単に夢のオリジナルソングが制作できるお手伝いをします。
必要なものは、電子ピアノ(電子キーボード)、スマホの録音アプリ、そして大学ノートの3つだけ。
基本的な弾き方のレクチャーもあるので、弾いたことがなくてもだいじょうぶです。
まずは第0回・準備編をご覧いただき、講座の進め方や必要な機材をご確認下さい。
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はじめまして。作曲家の明石隼汰です。
この三十数年、CM音楽やアイドルへの楽曲提供、映画・アニメなどの劇場用音楽、教材用チャンツ、こどもの歌などを多数作ってきています。
そのかたわら、学生時代からずっと興味を持って研究してきたことがあります。
それが、わかりやすい「作曲メソッド」の体系化、すなわち、皆さんが簡単にオリジナルの音楽を作る方法です。
音楽は好きだけど、ずっと遠ざかっている方。
作曲なんて敷居が高くてとても無理、と思い込んでおられる方。
この講座と出会った機会に、楽しみながら、あなただけのオリジナルソングを作ってみませんか?
昨今あるような、AIが既存のパターンをちょっと変更して作るといった楽曲作りとは全く違う、本格的な理論に基づいた作曲をする体験です。
音楽の専門知識や経験が全くない方でも、ひとつずつステップを踏んで、今まで学校では学んでこなかった音楽の「隠れた法則」を理解していけば、早くて3ヶ月でオリジナルソングを作ることが可能です!
その鍵は、先に述べた隠れた法則=「ダイアトニックコード」という概念の習得にあります。
アカシメソッドはまず、この「ダイアトニックコード」を使いこなす力をつけ、次に「メロディ」を作るコツを伝え、最短距離でオリジナルソングを作っていきます。
それはきっと、目からウロコの体験になることでしょう。
必要なものは、次の3つ。
・電子ピアノ・電子キーボード(キートランスポーズ機能、メトロノーム機能付きのもの)
・スマートフォン(録音アプリをインストール)
・大学ノート
電子ピアノは、新品でなくとも中古品でOK。
基本的な弾き方のレクチャーもあるので、弾いたことがなくてもだいじょうぶです。
(逆にいわゆる「生ピアノ」には、キートランスポーズ機能がないので、少々制限が付きますが受講は可能です。)
プロのクラリネット奏者で私の教え子でもある、若林愛(めぐみ)さんがアシスタントを務め、ふたりで楽しく時にコミカルに、息の合った講座を進めています。
さあ、あなたも私と一緒に、新しい体験の旅を始めましょう!
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初心者の方が作曲をするための最初のステップは、まず音楽の基本要素である「ドレミファソラシド」をあらためて検証すること。
「な〜んだ、簡単だよ」と思うあなた。
1オクターブを12に分けた音から「ドレミファソラシド」の音列を選び出すことができますか?
そもそも「ド」の音はどこ?
まず本講座の第1回・第2回の2本の動画が、作曲の旅への始まりになります。
「ドレミファソラシド」をどうしても鍵盤で探れない方は、別途、探り出せるヒントを資料PDFに添付しますので、そちらを参考になさって下さい。
続いて第3回では音楽の「縦線」、つまりコード(=和音)についての探求をします。
コードには大きく「メジャーコード」「マイナーコード」の2つがあり、これを耳で聴き分けることができるかの音感トレーニングをします。
これが聴き分けられるようになると、第4回でいよいよ音楽の神髄にして裏の法則「ダイアトニックコード」への攻略へと進んでいきます。
この聴き慣れない概念、7つの「ダイアトニックコード」を知って使いこなす、ということが本コースのキモとなる大事な目標なのですが、キーボード初心者の方が練習をしながら作曲を最短距離でできるようになるために、これだけ覚えればダイアトニックコードが弾きこなせ一生の宝となる、アカシメソッド独自の型「基本フォーム」を、第5回〜第7回で伝授いたします。
さらに第8回で、今までのピアノではできなかった電子ピアノの革命的な機能「キートランスポーズ」をフル活用し、白鍵だけで簡単に全てのキー(調)の曲が弾けるようになる技術を伝え、作曲をするためのスキルを磨いていきます。
第9回・第10回では、ダイアトニックコードをより使いこなすために、「トニック」「サブドミナント」「ドミナント」という、作曲理論で必須の「機能」を、アカシメソッド独自の図と、音楽を「旅」に例えることで分かりやすく解説します。
そして第11回・第12回で、今までの学習が一気に花開き、目からウロコの体験をするであろう本講座の前半クライマックスともいえる「定型コード進行」の紹介です。
クラシック音楽から現在の国内外のポップスに至るおびただしい数の音楽作品のほとんどが、この簡単な「定型コード進行」を使っていることがわかれば、あなたの音楽観をひっくり返すことになるでしょう。
前半の締めくくりとして、第13回では自分で構成したダイアトニックコードを、他のミュージシャンに演奏してもらえるようにいわゆる「コード」=音名コードに変換する簡単なテクニックを紹介します。
第14回からは、いよいよアカシメソッド後半戦、印象に残る「メロディ」の作り方の解説に入っていきます。
メロディは、先に作った「コード進行」に付けていくやり方と、先に頭に浮かんだメロディにコードを付けていくやり方の2種類があり、それぞれ違ったスキルが必要です。
第14回ではまず、いいメロディを作るためのアカシメソッド独自の「3つの秘訣」を伝授。
そして第15回で、まずコード進行にメロディを付けていくテクニックを紹介します。
これは初心者でも比較的簡単にできるのですが、やはり力のある自分だけの「美メロ」を生み出すためには、頭の中に浮かんだメロディを実際にキーボードで弾けるようになる必要があり、さらにそれにコードを付けていく技術も必要となる、最大難易度の壁が立ちはだかります。
これを突破するために、第16回〜第20回でじっくりとそのテクニックを分かりやすく解説していきます。
第16回で「階名唱」のテクニックの習得、第17回でゼロからメロディを作っていく技術の紹介、第18回で「歌詞」からメロディを作っていく画期的な方法の紹介があり、それらを経て第19回・第20回の2回を使いメロディにコードを付けていくアカシメソッド独自の技術を総動員して、あなたの作曲スキルを確実なものにしていきます。
ここまでの講義を一気に公開するのが本コースの講座となります。
楽しみながら、あなたも自分だけのオリジナルソングを作ってみて下さい!
講師:明石隼汰
アシスタント:若林愛
Who this course is for:
- 作曲に興味がある方全般、オリジナルソングを作ってみたい方
- 自宅にある埃をかぶったままの電子ピアノを有効活用したい方
- オリジナルソングの質を上げたいシンガーソングライターの方
- 娘・息子の結婚式に自分のオリジナル曲を披露したい方
Instructor
1964年生まれ。福島県福島市出身。
1985〜86年、米テネシー州メアリービルカレッジ音楽科へ留学、作曲法を学ぶ。
1987年、北海道教育大学函館校教員養成課程卒業後、上京。
1988年、ピッカピカ音楽館「きょうりゅうデート」で作曲家デビュー。その後、CM音楽、子供の歌、教育教材を中心とした幅広い作品を発表し続けている。
2019年、アーティストとしてデビューアルバム「Fantasy Pop」(discberry com)発売。
CM代表作品:アルソック、デリケアエムズ、セキスイハイム、アデランス、キッコーマン生しょうゆ&生ぽんず、タカラスタンダード、ライオンHYGIA、メルカリ、Mobit、スクラビングバブル、ジャバ、SMBCフレンド証券、YKKドアリモ、トレバ、ハウスうまかっちゃん、他多数。
歌作品:「残響」(歌:minako、2015)、「ぼうけんしよう、ピーター」(歌:井上あずみ、2009)、「クリムセ」(歌:上田祐司、2004)、「ナキャナイ」(歌:石井麻由、2003)、「ファンタジア」(歌:矢尾一樹、1991)、「The White Way Of Delight〜歓喜の白路」(歌:Brian Peck、1990)、他多数。
プロデュース:木瀬りえ子(「残響」他、2023)、零-Shizuki-(「山梨ドライブ」他、2022)、Megumi♡Kei(「MuGiK」他、2018〜)、なつ子(「でんさ節」2018)、Aria(「So Sweet」他、2017)
劇伴:「ろぼっとアトム」(2014)、「ガロン」(2013)、「星のカービィ」(2002)等。
教育教材:教育出版「Let's Sing!」(2023)、ALC English Journal (2002〜)、他。
学生時代より興味があり、長年あたためてきた独自の作曲教育法で今まで50人以上の生徒を指導、中にはプロデビューした者もいる。
2016年、ハイテク化した音楽機材と急速に進んだネットメディアを活用して、自身の作曲法を「アカシメソッド」として発表。作文や絵を描くように、誰もが作曲で楽しめるようにと願っている。