【AI × IoT】Raspberry Piで顔認識 /人工知能・機械学習のしくみからエッジAIまで!
What you'll learn
- Raspberry Piで顔認識のデモができるようになります
- 人工知能・機械学習を組み合わせた顔認識の概要をおさえることができます
- 人工知能・機械学習をエッジデバイスで動作させ、IoTのセンサーとして使用するしくみを習得できます
- 学習済人工知能の基本的な使い方を習得できます
- エッジAIの大枠をおさえることができます
Requirements
- パソコンの基本操作(MacまたはWindows)
- ターミナルでのコマンド入力に抵抗がない方
- 無線LAN環境(Raspberry PiをWi-Fiで接続するため)
- 会社などで管理されているパソコンやネットワーク環境では、ハンズオンができない場合があります。個人のパソコンとご自宅のネットワーク環境でハンズオンを進めていただくことをお勧めいたします。
Description
このコースでは、顔認識を通して、深層学習型人工知能(ディープニューラルネットワーク)/機械学習の概要やしくみ、学習(※)、実装、さまざまな機械学習を組み合わせたソリューション、そしてIoTの通信プロトコルであるMQTTを使った検出結果の通知までを一気におさえます。人工知能に初めて触れる方、これから人工知能を活用したいエンジニアの方、人工知能を活用するための基礎的な知識を効率よくおさえたい非エンジニアの方に最適な内容です。
また、シングルボードコンピュータのRaspberry Piに顔認識の学習モデルを実装して推論を行うことで、人工知能をIoTのセンサーとして使う「エッジAI」も体感します。クラウド側ではなくエッジ側のデバイスに人工知能の学習モデルを実装してデータ処理や推論の高速化とコスト削減などを実現する「エッジAI」への注目が高まっています。今後ますます重要性が高まることが予想されるエッジAIを手を動かしながら実践的に学んでいきましょう。
人工知能を開発するのではなく、活用するための大枠をとらえるのが、このコースの目的です。とにかく実際に触れて使ってみることで、これまで難解でとっつきにくいと感じていた人工知能が身近になり、「何かできそう」と感じていただけたら大変嬉しいです。
※このコースでは、最もシンプルな怠惰学習(1枚~数枚の写真を使った学習)を通して学習の概念をおさえます。
【ご受講上の注意】
本コースには、IoTについての詳細な解説は含まれません。IoTの基礎知識をおさえたい方は、同講師による別コース「【IoT101】知識ゼロから作って学ぶIoT入門」をご受講ください。
本コースは、別コース「【AI×IoT】Raspberry Piで物体検出/ LINEで通知!深層学習人工知能 × IoTを体感してみよう」と一部のレクチャが重複しています。
本コースでは、PythonやLinuxのコマンドを使用しますが、手を動かしながら実践的に学んでいくコースの性質上、コマンドについての解説は最小限にとどめています。PythonやLinuxそのものについての解説はコース内容に含まれていません。Python やLinuxの知識をお持ちでない方も、問題なくハンズオンを進めていただくことができます。
【更新情報について】
本コースはハンズオン形式で進めていきますが、今後システム変更等に伴い手順が変わる場合がありますことを予めご了承ください。
更新情報はできるだけ早く掲載していきますが、手順通りに動かないなどのご不明点がある場合は、お気軽にお知らせください。
【各セクションの学習内容】
はじめに
このコースの目的や学習内容、ハンズオンを実施するために必要なモノについて解説します。
Raspberry Piのセットアップ
シングルボードコンピュータのRaspberry Piをセットアップしてパソコンから操作できるようにします。
顔識別ハンズオン環境構築
Raspberry Piに顔識別に必要なOpenCVなど各種ソフトウェアパッケージをインストールします。
3つの方法で顔検出
サンプルプログラムで3つの主な顔検出方法(深層学習型、HOG特徴、HAAR-Like特徴)をためし、それぞれの概要をおさえ、長所、短所を確認します。
個人顔識別
カメラの画像からリアルタイムに個人を特定するしくみを、サンプルプログラムを動かしながら段階を踏んでおさえます。
また、1枚の写真を使った最もシンプルな怠惰学習にふれることで学習の概念をおさえます。
スマホやPCへ送信
MQTTとよばれるIoTで広く使われているしくみを使って、インターネットを介してスマホやPCに検知結果を送信します。
また、エッジAIやAIをセンサーとして使うとはどういうことなのかをおさえます。コースのまとめ
このコースで何を学んだのか、全体を通してふり返ります。
Who this course is for:
- Raspberry Piでリアルタイムな顔認識をためしてみたい方
- 顔認識のしくみを知りたい方
- 深層学習型人工知能と他の機械学習を組み合わせたソリューションに触れてみたい方
- エッジAIを体感してみたい方
- 人工知能の概要やしくみなどの大枠をおさえたい方
Course content
- Preview03:09
- Preview02:43
Instructor
インターネット黎明期、TCP/IPプロトコルスタックの開発とオペレーティングシステムへの組み込み、ルーターやパケット交換機のプログラムのサステイニングに携わる。TCP/IPを使ったインターネットが広く使われるようになったことを機に、北米スタートアップ企業複数社にて20年以上にわたり技術者として参画する。
MONOxIT(モノクロスIT)創業後は、モノを使ったIoTハンズオンセミナーを企画・開催するとともに講師を務め、IoTやAI技術を業種や職種を問わずさまざまな人に伝えている。対面でのセミナー受講者数は1,500名以上。セミナーの他にIoT教室も運営し、ITコンサルタントとしても活動する。