AIによる「物体検出」を学ぼう!【PyTorch+Colab】 -ディープラニングにより特定する物体の位置、種類-
What you'll learn
- AIによる物体検出ができるようになります。
- AIによる物体検出の原理について、基礎的な知識を学びます。
- Python、PyTorchで書かれた物体検出のコードが読めるようになります。
- 自分の力で、物体検出のコードを実装する力が身に付きます。
- AIによる物体検出全般についての知識が身につきます。
Requirements
- 中学-高校レベルの数学で十分です。高度な数学は必要ありません。
- Google Colaboratoryを使用するため、ローカル環境はWindowsでもMacでも大丈夫です。
- Google Colaboratoryを使用するためにGoogleアカウントが必要になります。
- 人工知能、ディープラーニング自体について詳しい解説は行いません。
- Pythonの基礎を学ぶためのテキストがダウンロード可能ですが、動画によるPythonの解説はありません。
Description
『AIによる「物体検出」を学ぼう!』は、人工知能(AI)を使った画像中の物体検出について学ぶ講座です。
フレームワークにPyTorchを使い、Google Colaboratory環境で画像中の物体を検出します。
人工知能・機械学習技術の中でも、近年注目されているのが「ディープラーニング」で、第3次AIブームの主役となっています。
物体検出は画像の中から特定の物体の位置と種類、個数を特定する技術ですが、ディープラーニングによる物体検出は自動運転やスマートフォンによる顔認識など様々な場面で利用されています。
本講座では、Faster R-CNN、SSD、RetinaNet、DETRなどのディープラーニングベースの物体検出技術を学び、Pythonのコードで実装します。
物体検出をうまく利用すれば、従来人間しかできなかったタスクの自動化が可能です。
Pythonのコードを書きながら、AIによる物体検出技術を楽しく学んでいきましょう。
注: 本コースに先立ちYouTubeでのライブ講義【Live人工知能】がありました。本コースの動画はこのライブ講義をUdemy用に再構成したものになります。
講座の内容は以下の通りです。
Section1. AIによる物体検出の概要
→ AIによる物体検出の概要、開発環境、CNNについて学びます。
Section2. Faster R-CNNによるシンプルな物体検出
→ Faster R-CNNにより、物体検出をシンプルに実装します。
Section3. SSD、RetinaNetによる物体検出
→ 高精度を発揮する実用的な物体検出技術、SSDおよびRetinaNetについて学びます。
Section4. Transformerを利用した物体検出(DETR)
→ 「Transformer」が導入された物体検出技術、DETRについて解説します。
なお、今回の講座でプログラミング言語Pythonの解説は最小限となりますが、Pythonの基礎を解説するノートブックを予め配布します。
Pythonの開発環境にはGoogle Colaboratoryを使用します。
Who this course is for:
- AIによる物体検出に興味があるけど、学び方が分からない方。
- AIによる物体検出で、何らかの問題を解決したい方。
- AIによる物体検出全般の知識を得たい方。
- Faster R-CNN、SSD、RetinaNet、DETRなどの物体検出技術を学びたい方。
- 仕事上、AIによる物体検出の知識が必要になった方。
Instructor
「ヒトとAIの共生」がミッションの会社、SAI-Lab株式会社の代表取締役。AI関連の教育と研究開発に従事。
東北大学大学院理学研究科修了。理学博士(物理学)。
法政大学デザイン工学部兼任講師。
「AI」がテーマのコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」を主宰。
興味の対象は、人工知能(AI)、脳科学、ネイティブアプリ開発、シンギュラリティなど。
オンライン教育プラットフォームUdemyで、数万人にAIを教える人気講師。
複数の有名企業でAI研修を担当。
エンジニアとして、VR、ゲーム、SNSなどジャンルを問わず様々なアプリを開発し、多数の講演を行う。
著書に、「はじめてのディープラーニング」「はじめてのディープラーニング2」(SBクリエイティブ)、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい数学の教科書 機械学習・深層学習に必要な基礎知識」「あたらしい脳科学と人工知能の教科書」「Google Colaboratoryで学ぶ!あたらしい人工知能技術の教科書」(翔泳社)。共著に「No.1スクール講師陣による 世界一受けたいiPhoneアプリ開発の授業」(技術評論社)。