
「この問い合わせは緊急?」「このメールはフィッシング?」「次はどの方向に進むべき?」
ビジネスやアプリの中には、AIに文章を"書かせる"のではなく、こうした"判断"を任せたい場面がたくさんあります。ところが、ChatGPTやClaudeのような文章生成型のLLMに判断させると、1件ごとに時間がかかり、件数が増えるほどAPIコストも膨らんでいきます。
そこで登場したのが、TypeSafe AIの判断特化モデル「Jev」です。Jevは文章を生成しません。あらかじめ定義した質問に対して、「確率」「選択肢」「段階評価」といった構造化された答えだけを返します。そのため、判定タスクを高速かつ低コストで大量に処理できます。
この講座では、Jevを初めて触る方でも迷わないよう、画面操作をひとつずつ見せながら、実際に手を動かして使い方を身につけていきます。
■ 講座の流れ
Playgroundで体験
APIコンソールへの登録から始め、State(判定したい入力)とQuestions(noul/choice/score)を設計します。題材はフィッシングメール判定で、ノーコードで作ります。
プログラムから呼び出す
Claude Codeにプロジェクトを作ってもらい、APIキーは.envで安全に管理します。そのうえで、問い合わせの「緊急度」と「種類」を自動判定します。
実験で比較する
スパム分類を題材に、次の3つを正解率・速度・コストで比較します。
古典的な機械学習(TF-IDF+ロジスティック回帰)
Claude Sonnet/Haiku
Jev
講座内の実験では、Jevは正解率100%のまま、1件あたり約0.28秒、1万件あたり約$0.15という結果になりました。
応用編
分岐ごとに進む方向をJevが選ぶ「迷路脱出プログラム」を作ります。分類だけでなく"行動の選択"にも使えることを体感します。
■ この講座の特徴
プログラミング未経験でもOK:コードはClaude Codeに書いてもらうので、構文を覚える必要はありません。「何を、どう頼めばいいか」を中心に解説します。
実務を想定した題材:カスタマーサポートの問い合わせ振り分けなど、そのまま業務に応用できる例を扱います。
「どれを使うべきか」が分かる:LLM・機械学習・Jevそれぞれの得意不得意を、実際の数字で比較します。
つまずきやすいポイントもカバー:APIキーの安全な扱い方など、初心者が迷いやすいところも丁寧に説明します。
※ Jevの画面や料金は、今後のアップデートで変わる可能性があります。講座内の数値は撮影時点の実験結果です。
LLMの便利さはそのままに、「判断」はもっと速く、もっと安く。新しいAIの使い分けを、一緒に身につけていきましょう。