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データサイエンス実戦講座[第5回]ベイズファクターとオルタナティブな仮説検定
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144 students

データサイエンス実戦講座[第5回]ベイズファクターとオルタナティブな仮説検定

ベイズ統計学の仮説検定手法を徹底解説―頻度論的統計学のp値による有意性検定からベイズファクターによる帰無仮説と対立仮説の相対評価へ―
Last updated 6/2024
Japanese
Japanese [Auto],

What you'll learn

  • 自然現象や社会現象のメカニズムを分析するデータサイエンスの様々な手法について、シリーズのコースに分けて1つずつ習得していきます。古典的な頻度論の統計学やベイズ統計学の基礎から、機械学習や多変量解析、そして最新のディープラーニングまで、原理の理解と実務への応用を目指します。
  • ベイズ統計学の仮説検定を学習します。ベイズでは帰無仮説および対立仮説それぞれのもとでデータが得られる確からしさを求め、両者の比であるベイズファクターを使って比較します。頻度論のp値による検定では帰無仮説の棄却の可否を判定するだけでしたが、ベイズでは帰無仮説と対立仮説の確からしさを連続的に相対評価できる利点があります。
  • ベイズファクターは帰無仮説の確からしさと対立仮説の確からしさの比で定義されます。どちらの仮説が他よりどれくらい確からしいかが分かるので、検定の結果に基づく意思決定と行動選択を、より柔軟に、よりきめ細かく設定することが可能になります。
  • ベイズファクターを求めるプロセスはベイズ推定そのものですので、母集団の分布特性に応じて共役分布によって解析的に算出できるケースと、数値近似するケースがあります。大きな利点を持つベイズファクターですが、計算が複雑なので適用結果を正しく理解することが求められます。
  • 頻度論で学んだ多数の仮説検定手法をベイズの仮説検定手法に置き換えます。第2回と第3回で使用した演習問題にベイズの検定手法を適用し、p値とベイズファクターによる判定結果を比較しながら代替可能な検定手法を判定します。第1回のタイトル、「統計的有意性の終焉」に対する現時点での解答を提示します。

Course content

8 sections19 lectures3h 21m total length
  • ベイズ統計の仮説検定の3つのポイント6:40

    頻度論の仮説検定の代替手法としてベイズの仮説検定を学びます。頻度論の検定指標のp値とベイズの検定指標のベイズファクターの違いを理解し、頻度論の個々の検定手法に対応するベイズの検定手法を把握します。

Requirements

  • 高校レベルの数学力があれば十分です。なくても丁寧に説明しますので心配ありません。
  • 正確を期すために数理モデルは示しますが、直感的な理解と解釈を重視してグラフや図による説明を主体にします。

Description

ベイズ統計学の仮説検定手法の3つのポイントについて解説します。

1. オルタナティブな仮説検定:アメリカ統計協会は従来の統計的有意性に基づく頻度論的統計学の仮説検定は誤解や誤用が多いと警鐘を鳴らしています。ベイズ統計学はこの代替となる検定手法を提供します。

2.p値とベイズファクター:頻度論の検定指標のp値は帰無仮説の棄却の可否を判定するだけですが、ベイズの検定指標のベイズファクターは帰無仮説と対立仮説の確からしさの比を連続値で相対評価します。このため、どちらの仮説がどれほど確からしいかがわかるので、検定結果に基づいて柔軟に対策が立てられます。

3.ベイズの仮説検定手法:現実の問題解決に適用可能なベイズの仮説検定手法として、1サンプルのt検定、対応のある2サンプルのt検定、独立した2サンプルのt検定、一元配置分散分析、適合性の検定、独立性の検定を、完全に習得します。

Who this course is for:

  • 学業や業務でデータ分析を必要としている方、将来データアナリストを目指す方、データサイエンスに興味のある方であればどなたでも。
  • データ分析の初心者から学び直しの中級者。