
以前に「Cursortで爆速AIコーディング【フロントエンドエンジニア向け解説】」というコースを出し、晴れてこのたびUdemyベストセラーをいただくことができました。
前回のコースでは、2023年に登場した、”Cursor(カーソル)”というAI機能を搭載した次世代のコードエディタの導入から、フロントエンド開発が爆速になる使い方を解説しました。
今回は、そのCursorで、”TailwindCSS”というCSSフレームワークを導入して、さらに爆速でWebコンテンツを制作できるようになろうという内容のコースとなります。
このコースで習得できるスキル
Tailwind CSSの最新版(Tailwind CSS v4)を使う環境構築ができる
Tailwind CSSの使い方を理解できる
CursorのAIコーディングで、TailwndCSSの記述で爆速コーディングできる
Tailwind CSSを自分のプロジェクトに適合するようにカスタマイズする方法を学べる
このコースの対象受講者
コーディングをもっと速く、効率的に記述したい方
CSSのスタイリングに時間を割きたくない方
毎回CSSファイルに同じようなスタイルを記述するのが面倒という方
Tailwind CSS完全初心者の方
Tailwind CSSのv3までを使用していて、最新版(Tailwind CSS v4)を導入したい方
このコースの前提
Cursorの基本操作をすでに知っているものとして解説します
※まだCursorエディタの基本操作を把握していないという方は、別コース「Curosrで爆速AIコーディング」を合わせて受講いただくことをお勧めいたします。
講師はOSはWindowsを使用しますので、画面収録はWindowsで行います。 ショートカットキーはWindowsのもので解説していますので、Mac OSの方は読み替えをお願いいたします
例)Ctrl → command
Alt→ option
Shift → ⇑
Webフロントエンドエンジニアの方向けのコースなので、メインで扱うコードはHTML,CSS,JSです。
HTML,CSS,JSそれぞれのコードの解説はコースの主旨ではないので、割愛します。
学習内容
Sec1 このコースの説明、Cursor・TailwindCSSの簡単な紹介
Sec2 CusrorとTailwind CSS v4 の環境構築
Sec3 Tailwind CSS v4 の基本的な使い方
Sec4 CursorエディタのAIコーディングで、楽にTailwind CSSによるスタイリングをする
Sec5 TailwindCSS v4 の機能をフルに使う
Cursorは、VSCodeをベースにした次世代のコードエディタで、GPT-4やClaude等の強力なAIモデルを統合しています。
VSCodeの操作性や拡張機能を維持しており、VSCode経験者は追加の学習コストなく移行でき、AIによるコーディング支援機能を活用できます。
無料プランと有料プランがあり、多くのAI機能はCursorの有料プランで利用可能です。
※まだCursorエディタの基本操作を把握していないという方は、別コース「Curosrで爆速AIコーディング」を合わせて受講いただくことをお勧めいたします。
TailwindCSSは、ユーティリティファーストのCSSフレームワークです。従来のBootstrapなどと異なり、事前に定義された汎用的なクラスを組み合わせることで、効率的にスタイリングを行うことができます。
2025年1月22日にリリースされたTailwind CSS v4の特徴
端的に言うと、環境構築が非常に簡単になりました。
Tailwind CSS v4.0
https://tailwindcss.com/blog/tailwindcss-v4
ただしv3から記述ルールの仕様が変更になっている点があるので、変更点の詳細は以下公式ページで確認できます。
Changes from v3
https://tailwindcss.com/docs/upgrade-guide#changes-from-v3
主な特徴
ユーティリティクラスによる直感的なスタイリング
カスタマイズ可能な設定ファイル
必要なスタイルのみを生成する最適化機能
レスポンシブデザインのための便利なプレフィックス
v4では新しい機能が追加され、より柔軟なスタイリングとパフォーマンスの向上が実現されています。プロジェクトに導入することで、CSSの記述量を大幅に削減し、開発効率を向上させることができます。
従来のCSS記述との比較
(従来のCSS記述と比較し、HTMLに直接クラスを適用する手法の効率性を解説)
従来のCSSとTailwindCSSのファイル容量の比較
効率性、一貫性、保守性の向上
クラス名の命名に悩む必要がない
チーム全体で一貫性のあるスタイルを実現できる
従来のCSSでの問題点
大規模プロジェクトでは、セレクタの詳細度の管理が複雑になり、意図しないスタイルの上書きや継承が発生しやすい。例えば、.header .nav .menu .itemのような深いネスト構造が生まれることも。
TailwindCSSでの解決策
TailwindCSSは直接HTMLにユーティリティクラスを適用するため、詳細度の競合がほとんど発生せず、予測可能な結果を得やすい。全てのクラスが同じ詳細度で適用されるため、コードの見通しが良くなる。
HTMLコード上にインラインでstyleを記述するのとは何が違うのでしょうか?
HTMLファイルにスタイルを書き込んでいく工程はだいたい同じですが、Tailwind CSSはプロパティーを直接書くのではなくクラス名を書きます。
そのため、クラス名を追加するだけでインラインスタイルでは実現が難しいレスポンシブ対応や擬似クラス、疑似要素、ダークモードなどの対応も可能です。
Cursorを使ってTailwindCSSを記述することで、
クラス名のAI補完
ホットリロード(プラグイン"Live Server")状態でのブラウザプレビュー
ターミナル操作の一元化
Webページ内にHTMLコードを生成するさいに自分仕様にしたTailwindCSSを使って生成
をすることができるようになります。
Cursorを使わずにTailwindCSSを使うよりも、初期学習のコストを抑えることができ、TailwindCSSを覚えた後でも爆速でコーディングできるようになります。
TailwindCSSは2025年1月に"v4"が公開されました。
端的に言うと、環境構築が非常に簡単になりました。
Tailwind CSS v4.0
https://tailwindcss.com/blog/tailwindcss-v4
ただしv3から記述ルールの仕様が変更になっている点があるので、変更点の詳細は以下公式ページで確認できます。
Changes from v3
https://tailwindcss.com/docs/upgrade-guide#changes-from-v3
CSSファイルの作成とTailwind CSSのディレクティブ追加
Tailwind CSS を利用するためのCSS ファイルを作成します。例として、"src"ディレクトリを作成してその中に"input.css"を作成し、input.css内に以下の1行を追加して保存します。
この参照と、次のセクションで解説するnpmコマンドの実行により、HTML内に記述したTailwind CSSのクラス名は、動的に"tailwind.css"ファイルに出力されます。
input.css
@import "tailwindcss";
index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Tailwind CSS</title>
<link rel="stylesheet" href="./src/tailwind.css">
</head>
<body class="bg-gray-100 text-center p-10">
<h1 class="text-4xl font-bold text-blue-600">Hello, Taiwind CSS!</h1>
</body>
</html>
Tailwind CSS出力コマンド(Cursorの下部ペインの「ターミナル」に貼り付け、Enterで実行)
npx @tailwindcss/cli -i ./src/input.css -o ./src/tailwind.css --watch
input.css
@import "tailwindcss" prefix(tw);
/* 以下を追記 */
@theme {
--breakpoint-sm: 480px;
--breakpoint-md: 768px;
--breakpoint-lg: 976px;
--breakpoint-xl: 1440px;
}
Theme variable namespaces(ネームスペースの一覧)
https://tailwindcss.com/docs/theme#theme-variable-namespaces
以下のコマンドで使用されたtailwindCSSをtailwindcss.cssに出力します。
(出力先になる”tailwind.css”はファイルがまだ存在していなければ作成されます)
npx @tailwindcss/cli -i ./src/input.css -o ./src/tailwind.css --watch
package.json に以下のスクリプトを追加すると、上のコマンドを毎回全文入力しなくてよいので便利です。
"scripts": {
"watch": "tailwindcss -i ./src/input.css -o ./src/tailwind.css --watch",
"build": "tailwindcss -i ./src/input.css -o ./src/tailwind.css --minify"
}
作成したコマンドについて解説します。
npm run build
ターミナルでコマンドを実行して、CSS をminifyしてビルドします。
buildでは、一度きりの出力をします。
npm run wtach
watchでは、コードの変更に応じて継続的に出力をし続けます(「監視」と呼びます)。
監視の終了はCtrl + Cで行います。
プラグインの使用
参考
https://azukiazusa.dev/blog/tailwind-css-v4-css-first-configurations/
v4では、入力元になるinput.css内の記述の”@import "tailwindcss"の下に、以下のように @plugin を追記してプラグインを追加できます。
@import "tailwindcss";
@plugin "@tailwindcss/typography"; /*プラグインを追加*/
TailwindCSSをインポートすると標準では、reset.cssまたはdestyle.cssのようなスタイルが適用されます。
個別にユーティリティクラス名の最後に ! をつけることで、出力されるTailwindCSSに"!important"を付与させ、スタイルの優先度を上げることも可能です。
最後まで受講いただきありがとうございます。
Tailwind CSSを使いこなすことで、もっと速く、もっとシンプルに、
コーディングをすることができるようになります。
ぜひ、本コースで学んだ知識を活かし、あなたの生産性が爆上がりすることを祈っています!
また別の講義でお会いする機会があったら、よろしくお願いいたします。
Tailwind CSSは、2019年に公開されたCSSフレームワークです。
今利用者が爆増中のCursorというコードエディタとTailwindCSS v4の環境構築と基本的な使い方を学び、CursorでTailwindCSSを使うことで、AIコーディングでのスタイリングをより効率的に行うことができるようになります。
すでにCursorか、TailwindCSSのいずれかを使用しているという方は、本コースでそのふたつの相性の良さを発見することができます。
本コースでは、多くの方がなかなか導入に踏み切れないTailwindCSSを、環境構築から基本的な使い方までレクチャーいたします。
あなたのプロジェクトでCursorとTailwindCSSを使って、スタイルの管理をシンプルにし、コンテンツのパフォーマンスをアップさせ、そしてコーディングを爆速にしましょう!
TailwindCSSは2025年1月にバージョン4がリリースされ、さらにパフォーマンスが向上しています。
本コースではv4の環境構築の方法とv3から変わった仕様についても解説していますので、すでにCursorは理解している方は、TailwindCSS v4のセクションだけを受講いただければと存じます。