
「おとなしい部下」とは
1on1などで自分から話すことが少なく、上司からの問いかけに短く答えることが多い
沈黙しているからといって、「意欲がない」「理解していない」と決めつけてはいけない
実は頭の中でよく考えており、話す準備が整っていないだけのケースが多い
1on1でうまくいかない方に対して、よくあるアドバイスには、こんなものがあります。
部下が話す時間7~8割にしましょう
あいづちやうなづきを使いましょう
2週間に1回は実施しましょう
一見よさそうですが、これらを使うと「おとなしい部下」には弊害があります。
以下のアドバイスに従おうとすることで、どんな弊害があるのか分かります。
・あいづちやうなづきを使いましょう
・2週間に1回は実施しましょう
前述のアドバイスに従うことで弊害が起きる理由を学びます。
「おとなしい部下」との円滑な1on1を行うために信頼関係を築くのが本講座の狙いです。その上達が実感いただけるチェックシートをご用意しました。
1on1後に3分だけ記入
4週分たまったら、全体を振り返って「変化」に気づける
ダウンロードしてください
なぜ講師が「おとなしい部下」について語ることができるのか?自己紹介も含めて経緯をご紹介します。
この講座の全体像について学びます。核になっているのは次の3つです。
1.おとなしい部下の特性と分類を知る
2.信頼関係を事前に築く
3.1on1で相手が何でも話せる場を作る
ここから第1章です。いきなりですが、ワークに取り組んでみましょう。
一般的には使える分類法ですが、「おとなしい部下」を分類するには適さない方法があります。
「おとなしい部下」の見分け方として、沈黙マトリクスがあります。この図の使い方を説明します。
「おとなしい部下」のうち、自尊心が高く、視野も広いのがタイプAの方です。
「おとなしい部下」のうち、自尊心が低く、視野は広いのがタイプBの方です。
「おとなしい部下」のうち、自尊心が高く、視野は狭いのがタイプCの方です。
「おとなしい部下」のうち、自尊心が低く、視野は狭いのがタイプDの方です。
このチェックシートを見ながら、この後のレクチャーをご覧いただくと分かりやすいです。
タイプA~Dのどれに該当するか?見分け方を学びます。
沈黙マトリクスチェックシートの使い方について学びます。
引き続き、沈黙マトリクスチェックシートの使い方についてです。
チェックシートを用いて部下を判別するための注意点です。
第三章では、部下のタイプ別に信頼関係を築くための方法を学んでいきます。
「おとなしい部下」との信頼関係を築けたかどうか、信頼サインで見抜きます。タイプAの場合は、こんな信頼サインに注目します。
タイプBとCの信頼サインは、ここに注目します。
タイプ別の信頼サインは、ワークシートを使うことで見出します。
プリントアウトして、次のレクチャーをご覧いただけると理解しやすいです。
ワークシート「信頼サイン発見シート」の使い方を、実物を見ながら説明します。
引き続き、実物を見ながらの説明です。
現状の信頼サインを確認したら、理想の状態との差を埋めていきましょう。
タイプAの承認欲求を満たすには、「さすが」と言葉かけを行います。
タイプBの承認欲求を満たすには、「助かったよ」と言葉かけを行います。
タイプCの承認欲求を満たすには、「任せたよ」と言葉かけを行います。
タイプCの承認欲求を満たすには、「ありがとう」と言葉かけを行います。
「場」と言うと、1on1専用ブースやカフェスペースを想像しがち。しかし、ここでいう「場」とは物理的な場所のことではありません。
この講座で定義する「場」とは情報的な場所のことです。
情報的な場が生成しやすいのであれば、社内の会議室でも構いません。
理想の状態とは何か。そして、それを達成しているかどうかの基準について学びます。
おとなしい部下には、無意識で働きかけるのが有効です。そのメリットは、「気づかれないこと」です。気づかれなければ反論もされません。
無意識に働きかけるというと怪しく感じますが、実はビジネスの現場でも、みんな普通に使っています。
非言語で働きかけるテクニックでよくあるのが「笑顔を作りましょう」です。これは一般的には使えますが、この局面においては、使えないアドバイスです。
同様によく紹介されているのが、「うなづきましょう」というアドバイス。これも残念なことに、この局面においては弊害を生み出してしまうのです。
部下の話を目を見て聞こうとするのは、一般的にはよいことです。しかし、おとなしい部下が話しやすい場を作るためには向いていません。
人が二人いたら、二人の無意識はBluetoothのように同期します。上司と部下も同様です。
無意識をコントロールするのに最も適しているのが呼吸です。
意識的に呼吸をしようとすると、つい私たちは腹式呼吸を行います。しかしそれではかえって力んでしまいます。
逆腹式呼吸をなじませ、素早くリラックスするトレーニングです。1on1の現場で、部下の無意識にアクセスしやすくするためです。
おとなしい部下が安心して話せるようになる椅子の配置について学びます。
非言語で部下にリラックスを呼び掛けるには、椅子の距離にも工夫が必要です。各タイプに応じた心理的安全距離をご紹介します。
相手に合わせて適正な位置に椅子を置いたら、1on1の本番に合わせて練習をしてみましょう。
1on1の現場を部下が「心地よいな」と無意識に思ってもらうと、話しやすくなります。そのためのテクニックをお伝えします。
ポジティブ感情を作り出すには、あらかじめ記憶の中から探り出して用意しておくことです。
「楽しかった」というポジティブ感情を引き出すためのワークです。
もしも、ワークがうまくいかない場合、3つの原因が考えられます。
第五章では、コース全体のまとめをします。有名な「エビングハウスの忘却曲線」にある通り、人は繰り返しインプットすることで学習効果は高まります。
AIでもできる1on1は、会社のとっても部下にとっても、意味がありません。今後は、AIにできない力を磨いていくことが大事です。
この講座は、1on1の場になると黙ってしまう「おとなしい部下」に、どう関わればよいか悩んでいる上司・マネージャーの方に最適です。
おとなしい部下とは、普段は仕事をこなすのに、1on1になると口数が一気に減り、「どうしたら本音を引き出せるのか分からない」と感じさせる存在。
実は、多くの1on1メソッド――たとえば「質問する」「傾聴する」といった基本スキルは、話す準備がある部下には有効ですが、おとなしい部下には逆効果になることもあります。
なぜなら、彼らは「話さなきゃ」「答えなきゃ」というプレッシャーを受け取ってしまい、さらに口を閉ざしてしまうからです。
本講座では、プロコーチ歴10年、かつ自身も元「おとなしい部下」であり、現在は不登校など“話せない子ども”の支援を専門とする講師が、
おとなしい部下が「話しても大丈夫」と感じ、自分から話し出すようになるまでの具体的なアプローチをお伝えします。
このコースで得られること
「おとなしい部下」とは誰か、その特性と心理を理解できる
通常の1on1メソッドが効かない理由が分かり、誤解や空回りを防げる
部下のタイプに合わせた「信頼構築のしかけ」と「場づくり」が身につく
1on1で部下が1回に3つ以上のトピックを自発的に話す状態を目指せる
沈黙の背景を見極める視点と、対応の引き出しが増える
若手の定着率や、職場の安心感を高める上司としての自信がつく